ランドセル選びで親と子で意見が合わない!子供の気持ちを優先するべき?

色とりどりのランドセルと桜の写真 子育て

小学校新入学を迎える子どものいる家庭にとって、ランドセル選びは一大イベント。

子どもが楽しく小学校生活生活を送れるよう、親としても子どもが気に入ったランドセルにしたいものですが、ランドセル選びには色々と悩みもつきものです。

  • そろそろランドセルを選ぶ時期だけど、子どもに合うランドセルの探し方がわからない
  • ランドセルの選び方で子どもと親で親子の意見が合わないけど、どうしたらいい?
  • 子どもが選んだランドセルが派手すぎる。6年間使えるシンプルなものにしたいけど、子どもより親の意見を優先してもいい?

私自身、自分の子どものランドセルを選んだとき、親子で意見が合わず悩んだこともありました。

そこで、今回はランドセルを選ぶときに子どもと意見が合わなかったときどうすればよいか、の対処法をお伝えします。

この記事を読むと、

  • ランドセル選びで親子の意見が合わないことはある?
  • ランドセルを選ぶ子どもの3つのパターン
  • ランドセルの希望を聞いてもらえた子供、聞いてもらえなかった子供はどう思っている?
  • ランドセルを自分で選んだ子供はその後どう思っている?
  • 子供が「自分でランドセルを選べた!」と実感できるランドセル選びの方法

などがわかります。

子どもとランドセルを選びたいけど、

・子どもの意見を優先した方がいい?

・子どもと意見が合わないときにどうしたらいいの?

と悩んでいる方は、ぜひ参考にしてくださいね。

ランドセル選びで親子の意見が合わないのはよくある?

親子で意見が合わずお互いに背中を向けている写真

「ランドセルを選ぶとき、子供と親で意見が合わなくてこまった」という話、結構多いです。

「色が派手なもの、流行りのキャラクターもののランドセルを子供が選んでしまい、親が選んでほしいものと違ってしまった」
「子供の選んだランドセルが予算オーバーだった!」

など

親としては、「長く使えるデザインで予算内のランドセルを選んでほしい!」と思いますが、子供には親の希望はなかなか伝わりません。

子供は、「今自分がほしいランドセルがいい!」と思ってしまうんです。

親子でランドセルを選ぶ意見が合わないのは、仕方ないことかもしれませんね。

ランドセルを選ぶ子供の3つのパターン

ランドセルを嬉しそうに背負う小学生の男の子の写真

 ランドセルを選ぶ子供のタイプには主に3つのパターンがあります。

  • 特にこだわらない
  • 自分の意見もあるけど親のアドバイスもきくことができる
  • とにかく自分で好きなランドセルを選びたい

特にこだわらない

 「ランドセルはなんでもいい」と思っているタイプ。

 「ランドセル選ぶのって面倒くさい」
 「ランドセルがどんなのかわからない」

男の子はどちらかというと、女の子よりもランドセルにあまり興味がない場合も多いです。「選んでもらったランドセルでいい」とランドセル選びにこだわりがないタイプです。

自分の意見もあるけど親のアドバイスもきくことができる

 「こんなランドセルがほしいな」という自分の希望もありながら、親のアドバイスも聞けるタイプ。

 親子で意見を出しながら、子供に合ったランドセルを選ぶことができます。

とにかく自分で好きなランドセルを選びたい

「とにかくかわいいおしゃれなランドセルにしたい!」
「かっこいい色のランドセルがほしい!」

子どもの意見がはっきりしているタイプ。

子どもの意見がはっきりしているので、親子で意見が合わずなかなかランドセルを決められず、親が悩んでしまうことも。

子どもの性格によってランドセルへのこだわりや選び方が違うため、スムーズにランドセル選びができたり、親子で意見が合わず悩んでしまったり…家庭によってさまざまです。

7割以上の子供が自分でランドセルを選んでいる!

男の子がランドセルを背負っている写真

ランドセル工業会が行った「ランドセル購入に関する調査2023年」では、購入ランドセルの決定者の77.7%が本人という結果が出ています。

(本人77.7%、母親14.1%、父親5%、その他・不明3.3%)

7割以上の子供が、自分でランドセルを選べているんですね!

(引用:ランドセル購入に関する調査 2023年 ランドセル工業会 https://www.randoseru.gr.jp/graph/

ランドセルの希望を聞いてもらえた子供、聞いてもらえなかった子供はどう思っている?

子供が使うランドセルは、子供の意見を最優先してあげたいもの。

ただ、どうしても親と子供でランドセルを選ぶときに意見が合わないこともあります。

実際に自分の好きなランドセルを選べた子供の気持ち
親の意見などを優先されてしまった子供の気持ち

をそれぞれ考えてみましょう。

自分の気に入ったランドセルを選べた子どもの気持ち

親子でにこにこ笑っている写真
  • 小学校生活が楽しみになる
  • ランドセルを選んだ経験がよい思い出になる
  • 「自分の気持ちを大切にしてもらえた」と意識できる

小学校生活が楽しみになる

自分の気に入ったランドセルを選べた子どもは、「お気に入りのランドセルで小学校に通えるんだ!」と小学校生活が楽しみになります。

ランドセルを選んだ経験がよい思い出になる

子供が自分でランドセルを決めて、お気に入りの買ってもらえたときの嬉しい気持ち。

「おじいちゃんとおばあちゃんから買ってもらってうれしかった」
「家族で話し合ってランドセルを決めたことが思い出に残っている」
「お父さんお母さんと一緒にランドセルを選んで楽しかった」

親はランドセルを購入した日のことはずっと覚えているもの。

子供もランドセルを選んだ日を「大切な日」として記憶に残していくれたら、親としても嬉しいですよね。

さふらな
さふらな

私の子供たちも実際に、ランドセル売り場でのやり取りを大きくなっても覚えています♪

「自分の気持ちを大切にしてもらえた」と意識できる

ランドセルを自分で選んだり、親子で話し合ってランドセルを決めることができた子供は、
「自分の気持ちを大切にしてもらえた!」と意識することができます。

子供が自分のお気に入りのランドセルを選べたことは、「自分の気持ちを尊重してもらえた」と子供が実感できる大切な経験になるでしょう。

自分でランドセルを選べなかった子供の気持ち

ランドセルを背負って不機嫌な表情をした女の子の写真

子供が「このランドセルにしたい!」と希望を言っても、親の意見と合わず子どもが自分の希望していないランドセルを買うことになってしまった場合。

子供が納得しているのであればよいのですが、子供が選んでいないランドセルにしてしまうと子供に悲しい思いをさせてしまうこともあります。

  • 小学校生活が楽しくなくなることもある
  • 大きくなっても悲しい気持ちをひきずってしまう
  • 「自分の意見を聞いてもらえなかった」と感じてしまう

小学校生活が楽しくなくなることもある

ランドセルを自分の希望していないものになってしまった子どもは、小学校生活が楽しくなくなってしまうことも。

「お友だちはあんなランドセルを買ってもらえたのに、どうして自分は自分の好きなランドセルにしてもらえなかったんだろう」

「好きじゃないランドセルで学校に行きたくない」

せっかくの小学校1年生という新生活が、ランドセル選びが原因で楽しくなくなってしまうのは悲しいですね。

大きくなっても悲しい気持ちをひきずってしまう

「どうして自分の好きなランドセルにしてもらえなかったんだろう?」

子供は自分の希望を聞いてもらえなかった場合、大きくなってもランドセルを購入したときの出来事を「つらい思い出」として記憶してしまうことがあります。

親に言わなくても、子供は実はずっと悲しい気持ちを引きずってしまっていたということもあるんです。

「自分の意見を聞いてもらえなかった」と感じてしまう

「ランドセルを選ぶとき、自分の意見を聞いてもらえなかった」

ランドセルを自分が納得したものにできなかった子供は、「大人に自分の気持ちを尊重してもらえなかった」と感じてしまうことがあります。

子供が「自分の気持ちを聞いてくれなかった」と感じ、せっかくの楽しいランドセル選びが悲しい思い出として残ってしまうのは、つらいですよね。

ランドセルを自分で選んだ子供はその後どう思っている?

小学生の男女がランドセルを背負って一緒に歩いている写真

では、ランドセルを自分で選んだ子供はその後ランドセルについてどう思っているのでしょうか。

「自分で選んだから特に何も感じていない」

「ランドセルの色を派手なものにしてしまってちょっと後悔してしまうこともあるけど、自分で選んだものだから大切に使っている」

子供は大きくなると、このように感じていることが多いようです。

自分で納得したランドセルを使っている子供は、大きくなってランドセルの好みが変わっても気にしなかったり、「自分で選んだものだから」と大切に使っているんですね。

さふらな
さふらな

自分で選んだランドセルだと、大きくなって好みが変わっても大切にできるんですよね。

子供が「自分でランドセルを選べた!」と実感できるランドセル選びの方法

子供とランドセルを購入するとき、子供が

「自分のお気に入りのランドセルにしてもらえた!」
「自分の意見を聞いてもらえた!」

と満足できる方法は、

  • 子どもの自主性にまかせる
  • あらかじめ親がランドセルを選ぶ方針を決めておく

があります。

子供の自主性にまかせる

ランドセルを選ぶとき、子供の意見を一番に取り入れてランドセルを決める方法です。

子供が自分で選んだお気に入りのランドセルであれば、毎日楽しくランドセルを背負って小学校に通うことができそうですね。

ただ、子供は先のことの見通しが立ちません。

子供がその時に好きなキャラクターや、奇抜な色のランドセルにしてしまうと学年が上がって「ちょっと恥ずかしいから、他のランドセルに買いかえてほしい!」と言い出すこともあります。

子供の自主性にまかせる場合は、

「ランドセルは6年間大切に使うものだから、6年生になっても使いたいものを選ぼうね。買いかえることはできないよ」
と伝えて選ばせることが大切です。

あらかじめ親が方針を決めておく

子供とランドセルを選ぶ前に、ランドセルをどういったものにするかあらかじめ親が方針を決めておく方法です。

  • 購入方法(インターネットか店舗で選ぶか)
  • 値段
  • デザイン
  • ランドセルの色
  • どのメーカーにするかなど

ランドセルにはたくさんの種類があり、初めてランドセルを子供に選ぶ場合どうしていいか迷ってしまいますが、先輩ママに聞いたり、インターネットで調べたりしておくことが大切です。

さふらな
さふらな

ランドセル選びの方針がある場合、子供とランドセルを一緒に選ぶ前に伝えておきましょう。

子供が選んだランドセルを一方的に否定するのはNG!

×のプラカードを持った小学生の女の子の写真

子供が選んだランドセルが、色が派手だったり、キャラクターものだったりしたときに親が「そんなのはダメ!」と一方的に否定するのは避けましょう。

ランドセルは高価で、基本的に6年間使っていく大切なもの。

親としては、「高学年になっても使える飽きないデザインのもの」を選びたくなりますが、ランドセルを毎日使うのは子供です。

自分がせっかく選んだランドセルを否定されてしまうと、子供は心に傷を負ってしまうこともあります。

ランドセル選びで一番大切なことは、

「ランドセルを自分で選ぶことができた!」

「自分の意見を聞いてくれた!」

と子供が感じることです。

親と子供でランドセルの意見が食い違ってしまったとき、「それはダメ!」と親の価値観を押し付けてしまわず、子供の思いをできるだけ尊重してあげましょう。

ランドセルを選ぶときには子供と約束をしておこう

親子がOKサインを出している写真

ランドセルを選ぶときにぜひ子供に伝えておくこと、それは、

「ランドセルは6年間大切に使うもの。買いかえることはできないから、ずっと使いたいものを選ぼうね」
ということです。

ランドセルは高価なもので、基本的に買いかえることはできません。

毎日使うランドセルは、子供にとって大切なものとなります。

ランドセル選びを子供の自主性にまかせる場合、親が方針を決めておく場合どちらでも「大切なものを選ぶんだ」という意識を子供が持つことができるとよいですね。

まとめ

手をつなぐ小学校1年生の親子の写真

ランドセルを選ぶときに子どもと意見が合わなかったときどうすればよいかについてお伝えしました。

最近では、7割以上の子供が自分でランドセルを選んでいます。
ただ、子供は年長くらいの年齢ではまだ先を見通す力がないため、「今自分が気に入ったランドセル」を選んでしまいがちです。

親としては、「6年間使えるもの」で値段やデザインなど、条件に合ったランドセルを選んでほしいものですが、親と子供でランドセル選びに意見が合わないことも多いです。

ランドセルは高価なもので、基本的に買いかえず小学校6年間大切に使っていくもの。

子供も親も納得してランドセル選びをするためには、ランドセルを選ぶ前の心構えが必要です。

ランドセルを子供と選ぶ前の心構え
  • ランドセル選びは子供の希望に全て合わせるのか、親の方針も入れるのか決める
  • カタログを取り寄せたり、知り合いに聞くなど事前にランドセルの情報を得ておく
  • 子供に「ランドセルは6年間大切に使うもの。買いかえることはできないから、ずっと使いたいものを選ぼうね」と伝えておく
  • 子供が「自分の希望を聞いてもらえた」と感じられるよう、子供の自主性を大切にする

ランドセルを選んだ日は、親はもちろん子供にとって大切な思い出の日となります。

子供が「大切なランドセルを持つことができた」と感じることができるランドセル選びを、ぜひしてみてください。

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